こんばんにちはー!お酒大好きさんしちです。
みなさんお酒は好きですか?好きですよね?
今回は「酒の肴にしたくなる、お酒が美味しくなる本たち」をご紹介します!
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酒の肴にしたい本たち:小説編
酒に溺れ酒に生きた作家たちの作品を読みながら酔いしれるのはいかがでしょう。
実は酒乱?!中原中也
中性的な顔立ちで大人しそうに見える中原中也ですが、実は酒癖がかなり悪かったらしく、なんとウィキペディアには「酒乱」という項目があるくらいですw
- 沿道の家の外灯を傘で叩き壊した。身分がはっきりしなかった中也は15日間留置され、それ以来警察が怖くなったとか。
- 行きつけのバーに毎日顔を出し、誰かれかまわず絡んだり喧嘩をふっかけたため、そのバーは1年でつぶれた。
- 「お前を殺すぞ」と言い、ビール瓶で殴った
なかなか過激ですねw
繊細さと過激さが入り混じる、彼の詩はとても人間的で、呑兵衛的にはグッとくると思います。
アル中作家・葛西善蔵
私小説『子をつれて』などの作品で知られる葛西善蔵は、明治、大正を通じて〝酒仙作家〟の名をほしいままにした。文名が高まって以来、思うように書けない苦しさを酒で紛らわせる以外になく、完全なアルコール中毒になってしまった。いわば〝アル中文学″であった。
(参考:日本風狂人伝⑦ アル中、愚痴の小説家・葛西善蔵)
アル中作家ってやばすぎでしょwwってなりますよねw
仕事のプレッシャーが彼をアルコールに走らせてしまったようですが、アル中になってからのエピソードがなかなかヤバいです。
- アル中のため手が震えて、自分で筆をとれないので編集者に頼んで口述筆記をさせた
- 口述筆記がうまくできないと妻に八つ当たりをし、暴力を振るう
- 犬の真似をして父親を呆れさせる
現代だったら確実にクズ認定ですよねw
ですがその破茶滅茶な生活ぶりを元に書き綴られた私小説はどこか人を惹きつけるところがあるのです。
呑兵衛としてはこんな風にはなりたくないなあ、と思いつつ、自分への戒めとして読んでみるのがいいでしょう。
ちなみに葛西は酒に関してこんな名言も残しています。
「酒はいいものだ。実においしくて。毒の中では一番いいものだ。」
毒ってわかってるなら控えればいいのに・・・といいつつ抗えないのが呑兵衛の性なのかもしれません。
酒の肴にしたい本たち:漫画編
・ギャップがたまらない?「お酒は夫婦になってから」
普段はクールで真面目で仕事ができるキャラの「ちーちゃん」が、家に帰って旦那さんが作るカクテルを飲んで酔っ払うとめちゃくちゃ可愛くなるというギャップがたまりません。夫婦のラブラブっぷりも読んでいてたまらないです。うらやましい。
・漫画家界の呑兵衛、赤塚不二夫
赤塚不二夫も酒を愛する呑兵衛でした。キャベツの千切りに味噌と胡椒を付けて食べながら、夜な夜な宴会をしていたそうです。
ぜひキャベツをつまみにバカボンやおそ松くんなどを読めば、仕事の疲れもほぐれてリラックスできるはず!
酒の肴にしたい本たち:その他編
・呑兵衛のカリスマ・吉田類先生
呑兵衛を名乗るならその名前を知らないはずがない、酒場放浪紀で知られる吉田類先生の本です。
もうこの表紙だけで1杯呑めますね。個人的には酒場に持って行って、熱燗を片手に静かに読みたいところです。
・ちょっと真面目に:お酒と人との関わりに思いを馳せてみる
お酒と人との関わりは5000年以上と言われているそうです。お酒の存在はわたしたち個人や普段の日常生活、はては政治や文化にまで多大な影響を与えています。そんなお酒と人間との関わりの歴史をじっくり紐解いてみるのもまた乙なものです。
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