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【前編】こえび隊になって瀬戸内国際芸術祭をエンジョイしてきたよ!

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【前編】こえび隊になって瀬戸内国際芸術祭をエンジョイしてきたよ!

前編:こえび隊としての日記/ 後編:芸術祭ボランティアについて論考

結構書きたいことがあるので前後編構成です。

今回の前編は単純にこえび隊としてどんなことをしたかを書いています。こえび隊って興味あるけどどんな感じなの?という方にもわかりやすく伝わるようにがんばります。

後編は人手不足だと言われているこえび隊での体験を通じて思ったこと感じたこと考えたことをオピニオンとしてまとめ上げたいです!

こえび隊とは

こえび隊というのは、「瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター」の愛称です。詳細は公式HPを見れば早いですが、以下のような感じです。

・開催年はいつでも募集している(春・夏・秋と会期がありますがその間の期間も参加できます)

・仕事内容は、作品受付(会期中)や作品制作の手伝い(会期外)

・基本的には1日拘束(朝7時過ぎに集合して夕方18時くらいまで)

・お昼ご飯は持参(飲食系の担当ならまかないあり)で報酬はなし

どんなことをしてきたか

わたしは夏会期の終盤に、2泊3日でこえび隊として活動してきました。image

1日目:女木島

2日目:男木島 でした。

高松から女木島まで20分、そこから男木島まで20分という感じです。男木島のさらに北に豊島、その西に直島があります。詳しい位置関係は画像の出典元であるgooglemap先生に聞いてみてね

両日とも作品受付です。

女木島では21世紀美術館のプールの作品で有名なレアンドロ・エルリリッヒさんの作品の受付を、

男木島では地元・香川の作家さんの作品の受付を行いました!

女木島は鬼ヶ島

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フェリーを降りると、カモメ(作品)がずらっと出迎えてくれます。

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道中はピーナッツが干してあったりしてのんびりした雰囲気がただよっています。

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いい天気で海もきれいで、仕事終わりはスカイブルーなアイスを食べてみました。

たぶんインスタとかで似たような画像が大量に出てくるでしょう。アイスは200円也。

あと、写真では鬼ヶ島感がないのですが、外部からの侵入を防ぐ荒々しい岸壁があり、それが鬼ヶ島と呼ばれる所以になったとかなってないとか。

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フェリーやバスにはちょいちょい鬼さんの絵が描かれているので鬼推しなのは間違いないですw

レアンドロ作品は撮影NGなので実際に訪れて見てみてください!哲学的な作品で個人的にはとても好きです!

男木島は瀬戸内海の良さが滲み出ていた

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女木島は作品のカモメでしたが、こちらはリアルカモメたちが出迎えてくれました。にしても並びすぎwww

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残念ながら女木島では他の作品をみる時間がなかったのですが、男木島ではちょこっと作品をみることができました!過去の作品と今回2016年に新たに制作された作品が入り交じっているので見ていて楽しかったです◎

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作品受付をした”オンバ・ファクトリー”の様子です。オンバというのは乳母車のことで、もとはなかなか無骨な姿をしていたのですが、これをアート作品として付加価値が与えられてとってもかわいい感じになっています。カフェも併設されており、眺めもとっても良いので休憩におすすめです!

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島にはネコがたくさんいました。なぜか港に近い低地にはあまりおらず、坂を上った標高の高いところにいっぱいいましたww

こえび隊の現状~人手不足~(※わたし調べ)

という感じでこえび隊として、平日の金曜日と土曜日に参加してきました。

巷で噂される、、というか実際にこえびサイドでも人手不足だと言っていたので明らかなのですが、人手不足(特に平日)は本当のようです。

平日だと社会人は参加することが難しいし、特に夏会期は暑くて熱中症になるこえび隊のメンバーも出てくるくらいハードなので、敬遠する人も多いでしょう。さらには集合時間が朝7:15と早めの時間帯なので、うっかり遅刻して参加できないなどの理由でドタキャンする人が出てきます。

そういった理由から人手不足になり、実際に以下のような問題が発生します。

・初めて参加する人のケアがどうしても手薄になる

・急なシフト変更が起こる

・休憩が回ってこなくてしんどい

などです。わたしは初めてこえび隊として参加したので、上記のことがモロに起こりました。

前日・前々日にシフト(どの島のどの作品の受付を担当するか)が発表されるのですが、わたしは当日のフェリーの中で突然変更を命じられましたwww驚きがとまりませんww

こえび寮からの1日

こえび隊で来ている人たちが泊まれる「こえび寮」というのがあり、そこに滞在していました。なんと無料で泊まれます。

その代わりいくつかルールがあり、22時門限23時消灯とか、個室はなく他のこえびさんたちと共同生活だとか、寮はお寺の一部を貸してもらって運営しているのでお寺の迷惑になることはしちゃいけないよとか、どれもマトモな人間なら問題なくクリアできるであろうルールなので基本的には気にしなくて大丈夫でしょう。

寮にいる場合、1日の流れは以下のような感じです。※あくまでもわたしの場合です。個人差はもちろんあります!

・朝6時くらいに起床し身支度したり朝ごはん・昼ごはんの準備をして7時前に出発。

・寮から高松港(ここで寮以外からくるこえびさんたちと集まり、全体ミーティングを行います)までは、こえび隊事務局で貸してもらえる自転車で10~15分くらい移動します。

・全体ミーティングは30分くらいです。その日の連絡事項注意事項などの説明を受け、行く島単位でグループに分かれて細かい説明を受けます。その後フェリーで島に向かいます。

・島に着いたら9時~10時の間で作品展示のオープン準備を行いあとはお客さんの対応を行います。

・余裕があれば休憩したりして展示時間が終わるまでひたすら作品受付を行います。

・帰りのフェリーは17時台に出ることが多いので16時過ぎに片付けなどを行い帰ります。

・高松港に戻ったら、こえび隊の事務所に行って後処理を行います。解散は18時くらいでした。

・そこから晩ごはんや翌日の食事の材料を買いに行ったり銭湯に行ったりします。寮のお風呂は原則使用不可なのです。

・寮に戻ったらだいたい他のこえびさんもいるので、ごはんを食べつつ呑みつつ話をしたりします。それが消灯時刻まで続きます。

まとめ

以上がわたしが2泊3日でこえび隊として活動してきた簡単な記録です。

短い滞在時間でしたが、いくつか作品を見ることができ芸術祭の空気を楽しむことができました。

また、普段東京で暮らしていると、島の景色や空気感に癒されます。時間が経つのもゆっくりに感じられ、海の風はとても心地よかったです!

また、こえび寮での滞在費そのものは無料で、食費と銭湯代だけなのであまりお金はかからず学生さんでも長期滞在してじっくり楽しんでみるのもオススメだと思います!というか学生のうちにそうしておきたかったです><

もちろん、芸術祭には楽しい明るい面だけではなくて、、、いろいろな問題もあるわけです。

そのあたりを後編で、自分なりに考えてみようと思います!

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瀬戸内国際芸術祭に興味があるなら、事前に知識をさらっとでも入れておくとより楽しめますよ!

・公式ガイドブック

言わずと知れたガイドブック。作品紹介も詳しいですし、観光情報も載っているので1冊持っていくと確実に役に立ちますよ。

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